ガンダムSEEDストーリー PHASE-09 「消えていく光」
ついに待望の救援が来ることに、合流するのは第8艦隊・先遣隊モントゴメリ、バーナード、ローの3艦。
モントゴメリにはフレイの父、地球連合外務次官ジョージ・アルスターも乗艦していた。
しかし、そこにザフトの牙が艦隊に襲いかかった。急を受け、援護に駆け付けたアークエンジェルが見たのは、イージスガンダムの手により、瞬く間に撃沈させられるバーナードとローであった。
ストライクガンダムで出撃したキラの前に、立ち塞がるアスラン。互いに譲らぬ両雄。モントゴメリに迫るザフト艦・ヴェサリウス父の生命が危ない!
その光景を目の当りにしたフレイは、軟禁状態にあったプラント評議会議長の息女ラクス・クラインをブリッジに引きずり出し、彼女の生命と引き換えにモントゴメリの安全をザフトに要求しようとする。
しかし、その願いも空しく、フレイの父を乗せたモントゴメリはフレイの目の前でヴェサリウスの砲火に轟沈。
響き渡るフレイの絶叫! 意を決したナタルはラクスを人質に、ヴェサリウスの攻撃を停止させた。 |
ここを突っ込む
フレイが、一気にダークゾーンに進むきっかけになった、重要な話ですね。これ以降フレイの性格は、いいところのお嬢さんから、一気に恨み晴らしますって女に変身しましたから。ヘリオポリス崩壊は、コーディネーターであるザフトであるとして、フレイがコーディネーターに対して恨みを持つようになっていたが、今回の父の戦死によって、さらに反コーディネーター色を強くすることになる。
このことは、本大戦のきっかけであった、「コーディネータ」と「ナチュラル」の反骨をもっとも色濃くだしているところです。
この後のフレイの変化が本作品のテーマを強く印象づけているところなので、1つの大きなターニングポイントとなった話であるといえます。ここから悲劇のヒロイン「フレイ・アルスター」の性格が激変するのが、見所ではないでしょうか。
それにしても、連合の船はもろい、そんなのでいいのか?と思うくらい弱いですね。まるでダンボールです。宇宙ではザフトに歯が立たないですね。 |
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