ガンダムSEED PHASE-16 「燃える砂塵」
北アフリカの砂漠に着陸したアークエンジェル。
そこへ息をつく暇もなく、ザフト軍が夜襲をかけてきた。
「砂漠の虎」の異名をとる猛将アンドリュー・バルトフェルト率いる精鋭地上部隊だった。
「もう、誰も死なせない!」
戦いにはやる気持ちを抑えなれないキラは、闇の中を出撃する。だが、砂漠での闘いに足をとられ、姿勢すらまともに制御できない。そこへMSバクゥが襲いかかる。しかし、キラのコーディネイターとしての資質は、すさまじく、戦闘中にもかかわらず、砂漠の環境に合わせて接地圧を調整し、データを素早く書き換えるキラ。
バルトフェルドはその素早さに、舌を巻いた。
「砂漠の虎」の旗艦レセップスから、主砲による砲撃が加わる。バルトフェルドも、本気を出してきたのだ。
だがその時、謎の通信がキラのもとへ入る。指示に従い、バクゥをおびき寄せて、一気に撃退するという奇策は大成功する。
キラたちを救ったのは、カガリ・ユラ・アスハを擁するゲリラ、「砂漠の虎」に対抗するレジスタンス部隊「明けの砂漠」だった。 |
第16話の見所とツボ
キラが砂漠の環境と地球の重力下戦闘の切り替えを戦闘中に、状況を確かめながら調整するという、コーディネータ以上としか思えない動きをします。なんせ、OSの専門家以上にソフトにも卓越しているその能力はちょっと便利すぎるかなぁと思わせるシーンですが、後の最強のコーディネータという繋ぎにもなる、一辺なのか?と思わさせちゃうシーンだと思います。
バルトフェルドの指揮ぶりが、「砂漠の虎」の一面を見せる話でもあります。 |
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