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PHASE-50 「終わらない明日へ」
ドミニオンを退艦したフレイは、キラへの絶ちがたい思いに引きずられるかのようにフリーダムとプロヴィデンスの死闘の場へと紛れこんでしまう。そしてキラの目の前で、襲いかかるラウの非情の刃により、その命を絶たれてしまった。
守るべきものをまたも守れなかった悔恨の中に、フレイの意識がキラの中に・・。フレイの魂はようやく、その終焉の時にキラと触れ合えたのだろうか…。
さらに、ザラはジェネシスの標的を地球へと向ける。しかし、狂気ともいえる行動を目の当りにしたザフトの中にも、その行為を静止しようとする者が現れ、ジェネシスでの虐殺を止めようとした士官に射たれたザラの姿だった。死の間際にも、ナチュラルへの呪詛の言葉を呟き、ザラは息絶えた。
ヤキン自爆に連動したジェネシスは、発動を開始してしまう。アスランは単身ジェネシスへ。ジャスティスの核エンジンを暴走させ、ジェネシスもろとも内部から破壊しようというのだ。アスランは自らの命を絶とうとしたが、カガリに
「逃げるな、生きることが戦いだー!!」
と説得され、カガリのストライクルージューで脱出に成功し、ジェネシスの破壊にも成功する
キラとラウは最後の死闘の末に、相討ちとなってしまう。ザフトではカナーバら旧クライン派により、停戦の呼びかけが行なわれ、ようやく和平への道が開けるかに思われた。無残な戦場跡に絶望をするアスラン。
その時、トリィが宇宙へと飛び出した。その先にあるのは残骸と化したフリーダムの機体、そして、キラの姿が… |
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