ガンダム試作2号機（サイサリス）：ガンダム0083スターダストメモリー

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ガンダム試作2号機（サイサリス）
ガンダム試作2号機は。地球連邦軍の試作型強襲用重モビルスーツである。コードネームはガンダムサイサリス（型式番号：RX-78GP02A）
　コードネームの「サイサリス」は、ナス科の植物ホオズキから付けられおり、花言葉は「偽り」
本機は最強の攻撃力を持つモビルスーツとして、戦術核を装備することを念頭において造られた。当初はモビルスーツの機動力を生かすことで敵陣営の中枢を強襲する強襲用MSとして計画され、徹甲弾、炸裂弾、ビーム攪乱膜散布弾、プラズマリーダー射出用多弾頭弾などをバズーカにて発射する予定であった。

　しかし、途中で戦術核弾頭を用いることで壊滅的なダメージを与えるという核装備型モビルスーツとしての計画へとコンセプトが変更となった。核兵器の使用は、南極条約をもって禁止されていたが、その後もジオン公国軍は核兵器を使用した実績があったため、連邦としても今後来るべく脅威への対策として、計画が進められた。

　開発はフォン・ブラウン市にあるアナハイム・エレクトロニクス社のリバモア工場においてアナハイムの第二研究事業部が担当して進められた。この部署は旧ジオニック及びツイマッド系技術者が多く開発に携わっており、ドムの設計思想が反映されているとも言われる。ガンダム試作2号機が、これまでのガンダムとは一線を引くのは、このためである。

　初期トライアル機では腕部や腰部、脚部にドムの影響が色濃く残っている。脚部には熱核ジェットエンジンを内蔵しホバー走行が可能であった。また、この時点ではコクピットハッチは通常の形状のものが装着されている。Phase2ではより連邦製モビルスーツよりの外装へと変更され、耐核装備が施されたPhase3を経て宇宙世紀0083年9月18日ロールアウトした。その後、地上でのテストのためオーストラリアのトリントン基地へと運ばれ、この機体使用時にデラーズフリートに奪取されている。

　ミノフスキー粒子の存在によって核弾頭を誘導できないため本機体自身も爆心地付近にいることが想定され、その対策に耐熱や衝撃に耐えうる処理を施した装甲や構造が組み込まれた。そのため、概観は非常に重圧的なイメージになっており、重量も相当大きくなってしまったため、機動力確保のために、テールバインダー方式の大型ジェットスラスター２機によっての推力による機動確保にいたることになったことや、ホバーユニットを脚部に設け、地上移動時はホバー移動も可能となった。

　ガンダム試作2号機（サイサリス）は見かけによらず機動性も高かったが、その代償として装備が貧弱になってしまった。頭部には60mmバルカン砲を2門装備し、アトミックバズーカを除けば、本機唯一の射撃武装であることや、腰部にはビームサーベル 2基装備しているものの、事実上本機の武装はこれらのみであり、敵機の攻撃を交わしつつ目標地点まで到達するためには高いパイロットの技能が必要でしかも盾はシールドとして活用というよりも、追加ジェネレータ及び冷却装置そのものなので、盾で攻撃を受け止めることは事実上不可能となっていた。
　さらに、観艦式時に核攻撃を行った際には、核爆発の衝撃に機体が耐えられなかったので、左腕部を損傷してしまっている。

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ガンダム００８３スターダストメモリー特集目次

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ガンダム0083の作品タイトル	ガンダム0083カードビルダー追加カード予測	ティターンズの発足

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