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機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
EXAMの秘密

実はEXAMはモビルスーツを動かすためのOSとして作成されてものではなかった。
クルスト博士は、理由は不明であるものの、ニュータイプを非常に恨んでおり、そのニュータイプを戦場で撃滅するために開発した対NT用のバイオコンピューターであった。

つまり、NTを倒すために、敵味方関係なく暴走し、NT機を撃破することだけ考えれたシステムであり、無人でも稼動することが可能(ただし、止めることが出来ない。)

稼働時間は、最大3分であるが、これはEXAMの制御が3分以内しか利かなく、3分を越えてしまうと本来のEXAMの資質が出てしまい制御不可能になってしまうためである。
また、MSのエンジンが3分しか持たないという理由もあったらしいが、暴走時には3分を超えて稼動しているので、その理由はないと考えられる。

当初、EXAMが暴走し、ユウ達を襲ったときもこの暴走が原因であった。

当のEXAMの性能なのだが、バイオコンピューターにはNTであったマリオンの思考というより、脳波がなんらしら組み込んでおり、擬似的にとはいえ、EXAMシステムが発動していれば、NTと同等程度の機動力を発揮できたが、余程のMS操縦能力及び適正がないと扱えるようなシステムではなかった。

しかし、制御さえできれば、MSの性能を極限まで使用することが出来るため、戦場では効果的なシステムと当初連邦は判断していたのが、EXAMはシステムの中核を損失した時点で開発プラン事態が破棄されることになった。

つまり、マリオンのデータが喪失してしまい、EXAMが機能しなくなった。

しかし、得られたデーターはその後のOSにも応用されたり、アリスシステムの基礎になったのではと考えられる。


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EXAMの秘密
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