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ガンダムトゥルーオデッセイ第22回攻略日記

フリッツ再び

ガベンジャーの残した情報の機体の名は「Zガンダム」、そうあのZガンダムだったのだ。

ガベンジャーの依頼でZガンダムの情報を求めて世界中を探し回っていたオリビアは、Zガンダム本体こそ入手することはできなかったが、代わりに「ガンダム」「ガンダムマークII」「百式」の3機が揃えば、そこからゼータガンダム製造法の情報を採取できるという情報を入手していた。

そのうちの1機「ガンダムマークII」の情報は、既にオリビアが探索し入手することに成功していたのだった。

ガンダム本体は、トラッシュが持っている。「じゃぁ残りは、たった1機、百式だけだ!」
あとは百式さえ探し出せればZガンダムを作れる

オリビアは快く「ガンダムマークII」の情報をトラッシュに差し出す。
まずは、GシステムでマークIIを造るために、トラッシュは南米にあるというGシステム04に向かって出発した。

アメリカ大陸を南下しGシステム04に辿り着いたトラッシュ達一行だが、Gシステムは廃墟のようにさびれていた。
しかし、Gシステムはどうやら無事のようだ。Gシステムを作動させる。なんとか無事にシステムは動き、ガンダムマークUの創造に成功する。

「強そうなMSだね・・・」
マークIIの白い機体を見上げながら、トレミーが呟く。
ガンダムとは違うのだよ、ガンダムとは。。。。。

ついでに、隊のMSを強化するためにも、リックディアスを創造しておく。

「でも・・・なんでウラジはトラッシュにガンダムを渡したんだろう?」
ここで、大きな疑問が生じてしまう。ゼータガンダムの創造には3機のMS、しかも、ガンダムがいる。ウラジはそれを知っていたのだろうか? 知っていたのなら、ウラジはなぜトラッシュにガンダムを与えたのだろう。もしかしてガンダムが必要になることを知っていたのではないかという疑惑が。それとももしかして、

「情けないMSに勝って何の意味がある」とでも言いたかったのか。

Gシステムの施設を出ようとしたとき、イーチィは敵の気配を察知する。姿は見えないが、どこかに隠れているようだ。
隠れていた卑怯な敵は、アイゼングラードで出会ったアクター大佐だった。
「軍の中にも君達をよく思っていない連中がいる」といっていたが、それは自分自身のことだったのだ。

アイゼングラード軍を裏切ったのはナイアールだと説明するトラッシュを、アクターが嘲笑する。アクターはナイアールの正体を知っていてなお、トラッシュに攻撃を仕掛けているのだ。

しかも自分は安全なところで、、、っくぅ。。
負けん気の強いトレミーが、バスリーが突撃する。
Gシステムの中に敷かれる包囲網を次々と、突破していくトラッシュ達。
さすがは、マークIIの性能だ、すごいよ、マークU。

地上へと脱出することに成功したトラッシュ達だが、そこに待ち受けていたのは更なるアクターの包囲網だった。
どこへも逃げ場の無い状況に焦る仲間たち。しかし最後まであきらめることをしないで戦い抜くことを決意する。

その時、どこからともなく現れた謎のMSが、アクターの部隊を攻撃し始めた。あっという間にMS軍が一掃された。

「アニキ! 良かった、間に合った!」
「フリッツ?! その声はフリッツなのか?」

そこにいたのは、フリッツで、しかも、あのフルアーマーガンダム!!
フリッツの駆るフルアーマーガンダムの火力は、アクターの仕掛けた包囲網を蹂躙するには十分だった。
突然の砲撃に慌てふためく敵MS。包囲網は完全に崩れ、残るはアクターとその親衛隊だけになった。

「形勢逆転だ!」
叫ぶトラッシュに、アクターは不適な笑いを浮かべる。

「まだだよ。まだおわらんよ」

つづく


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