アイゼングラードへと戻ったトラッシュは、ガベンジャーが謎の女性と深刻そうに話しているのを目撃してしまう。
「Ｇシステム03の中でそれらしきものを確認した」とガベンジャーの言葉に驚いた彼女は、本部に戻ろうとガベンジャーを誘うが、ガベンジャーは強く断った。

謎の女性は、「例の調査はわたしのほうで進めておく」という言葉を残して去っていった。
ガベンジャーと美女の2人の関係は？なんの調査をしているのだろう？

しかし、事の成り行きをトラッシュが見ていたことを知ったガベンジャーは、あっさりと自分がジーズ・ユニコーンのエージェントであることをトラッシュに告白してくれる。先ほどの女性オリビアもガベンジャーと同様にジーズ・ユニコーンのエージェントであると。

ガベンジャーはジーズ・ユニコーンはＧシステムでの武器の創造を禁止しているから、身分を隠すしかなかった、とトラッシュに告白した。ジーズ・ユニコーンもウラジ・ザースを探しているため、同じ目的を持つトラッシュに協力していたことも。
トラッシュは、ガベンジャーは改めて仲間としてウラジ・ザースを探し出し倒そうと、固く男の友情を誓ったのだった。
本部でナイアールにいままでの、報告をするトラッシュ達。しかし、その内容にナイアールは何故か大袈裟に驚いた。

そして3人の将軍を倒した現況に、ナイアールはダークモビル同盟に総攻撃を仕掛ける決意をするが、ウラジ・ザースをついに倒すことができると浮かれるトラッシュに、ナイアールは何故か暗い影を落とすのだった。

しばし休憩し、次の日の早朝、さっそくアイゼングラード軍がダークモビル同盟に総攻撃を仕掛けるという噂がアイゼングラードの街の中で噂されるようになっていた。情報の漏洩が酷いなぁと思うとトラッシュなのだが、どうするのかと慌てる仲間達も気になるところであす。

しかし、悩めるトラッシュはナイアールから正式にアイゼングラード軍から協力の依頼があることを伝える。

「ナイアールか・・・どこかで会った事がある気がするんだよね」
ここへきてトレミーは、急に何度か、そう呟くようになっていた。まさかねとは思うだのが、仮面の男といえば・・・・・

ナイアールに作戦本部室に呼ばれたトラッシュ達は、今回の作戦内容を伝えられる。
敵の正面から攻め込んでも多大な被害が出ることを気にするナイアールは、自分とともに裏から敵の総本部に侵入し、直接最後の将軍ウラジ・ザースを倒すことをトラッシュに依頼する。

無謀すぎると否定するガベンジャーに、アイゼングラード全軍が囮になって敵をひきつけるから勝算はあると力説した。本隊が囮になるという大胆な作戦に驚くトラッシュ達だった。

ナイアールに作戦前に地下のＭＳハンガーに来るように言われたトラッシュは、いったんハンガーに行くことに。
そこには、伝説のＭＳガンダムの姿があった。

ガンダム。運命を変えるほどの力を持つと言われている白い悪魔のＭＳ。
「君の進む先に待ち受けている大きな試練のために、このMS、ガンダムを譲ろう」

ナイアールはそういってトラッシュに白い機体を譲る。トラッシュは驚きながらも、感謝してガンダムに乗る決意をする。
しかし、パイロット的には、ナイアールがガンダムに搭乗したほうが戦力的にも圧倒するはずなのに、何故？
しかも、試練とはなんだのだろう・・・、やはり・・・・